法相宗から北法相宗へ
- 2015/07/13 00:01
- カテゴリー:清水寺
■法相宗(ほっそうしゅう)
中国唐の時代、玄奘(三蔵法師)が27歳のときに密出国し、インドのナーランダー寺院で唯識教学を学び、仏像・仏経原典等を長安に持ち帰りました。
中国四大奇書「西遊記」のモデルとしても有名です。
玄奘三蔵の一番弟子の慈恩大師(窺基)が、法相宗を開きました。
法相宗は、遣唐使(入唐求法僧侶)により、数次に日本仏教へ伝えられました。
清水寺は、法相宗から昭和40年に独立して、北法相宗大本山となりました。
現在の本堂は、寛永10年(1633年)徳川家光の寄進により再建されました。