平成の大修理事業 ②
- 2015/07/27 00:01
- カテゴリー:清水寺
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第四十三吉 月桂將相滿 追鹿映山溪 貴人乘遠箭 好事始相宜 |
大正5年(1916) 西門修理完成。泰産坂完成。 |
清水寺では、国宝の本堂をはじめとする重要文化財9棟を、明治以来、平成の大修理事業(平成20年6月2日から総工期11ヶ年、総予算40億円)として、経年劣化による保存修理を行っています。
1 | 馬駐 | 解体修理 |
2 | 本坊北総門 | 解体修理 |
3 | 朝倉堂 | 半解体修理 |
4 | 阿弥陀堂 | 半解体修理 |
5 | 子安塔 | 解体修理 |
6 | 奥の院 | 半解体修理 |
7 | 轟門 | 半解体修理 |
8 | 釈迦堂 | 屋根の葺き替え |
9 | 本堂 | 屋根の葺き替え |
第四十四吉 盤中黑白子 一著要先機 天龍降甘澤 喜出舊根基 |
大正3年(1914) 法相宗管長大西良慶和尚、清水寺に普山。奈良県興福寺を兼務。 |
仁王門扁額
正面軒下の「清水寺」の額は、名書家、藤原行成の筆(伝称筆者)
⇒ 清水寺 扁額
藤原 行成
天禄3年(972年)-万寿4年12月4日(1028年1月3日)。官位は正二位・権大納言。 当時、能書家の三蹟の一人。書は後世「権蹟」と称された。
関戸本古今和歌集
関戸家に伝来する『古今和歌集』の零本。書写は11世紀後半頃。伝称筆者は藤原行成。
伝藤原行成筆 復原着色 関戸本古今集(全) (書藝文化新社 発行) |
第四十五吉 有意興高顯 祿馬引前程 得遇雲中箭 芝蘭滿路生 |
明治45年(1912) 子安の塔、境内西より現在地に移転。 |
第四十六凶 雷發震天昏 佳人獨掩門 交加文書上 無事也遭○ |
明治41年(1908) 重文十一面観音像修理。谷口香?「残月山姥の図」寄進される。 |
第四十七吉 更望身前立 何期在晩成 若遇重山去 財祿自相迎 |
明治40年(1907) 渡海船図絵馬四面、重要文化財に指定される。 |