ひむかの杜

■安部 朱美 さん（あべ　あけみ）
　先日の文化講演会に、東日本大震災復幸支縁の活動でご賛同を頂いた、安部ご夫妻が参加されました。

　人形作家の安部朱美さんは、平成23年と平成25年、宮崎県立総合博物館で創作人形展を開催されました。全国で「表情が豊かで、心が温まる」と高い評価を得ています。

　平成27年（2015）9月19日から、神奈川県鎌倉市に、常設展示場が開設します。

安部御夫妻

　昭和25年　鳥取県南部町生まれ
　平成19年　宝鏡寺門跡創作人形公募展（京都） 大賞受賞

　平成27年9月8日（火）　日向市文化交流センターに於いて　京都・清水寺の森清範貫主より揮毫「縁」、京都工芸大学校より模刻「ひむかの杜」を賜りました。

　日向も日本！　東北も日本！　がんばろう日本！　がんばろう東北！

■清水観音（清水型観音）
　本尊の正式名は十一面千手千眼（げん）観世音菩薩。一般の四十二臂（ひ）千手観音とは違い、最上の左右二臂を頭上高くか挙げて化仏（けぶつ）を戴く独特の「清水型」千手観音で、格別霊験あらたかである。

■本堂内々陣
　二十八部衆（左）

■本堂内々陣
　二十八部衆（右）

■大講堂
　昭和59年（1984）創建
　清水寺開創1200年を記念して観音信宣揚の道場、国際親善・文化交流の殿堂として建築された。四階建て、三棟造り。行動の円通殿や迎賓殿および宝蔵殿などをもつ。寺務所も所在する。
　大講堂の中央棟・多宝閣に祀る。大きさ4ｍの大仏足跡を黒大理石に彫刻し、千幅輪（ふくりん）を中央に釈尊の足形十一霊を綺麗に配置している。高さ約20ｍの四方壁面には四方四仏、東面に薬師如来、南面に釈迦如来、西面に阿弥陀如来、北正面に多宝如来の鋳像4076体を奉納する。（非公開）

■宝性院（六坊）
　近世の清水寺は「三職六坊」の組織で維持運営されていた。三職は執行・目代・本願を指す。

■中興堂
　中興の祖大西良慶和上（おおにしりょうけいわじょう）の御霊屋（おたまや）。 良慶和上は、奈良・興福寺住職と兼職で清水寺に住持、約70年に渡り清水寺住職を勤め、明治の上地令や廃仏毀釈によって衰退していた清水寺を復興させた。

■成就院
　近代の中興の祖である大西良慶が住坊とした所で、清水寺本坊となっている。

■延命院（六坊）
　近世の清水寺は「三職六坊」の組織で維持運営されていた。三職は執行・目代・本願を指す。